スキー:中国勢、冬季五輪も…ジャンプ選手が夏山合宿中 県教育長を表敬訪問
◇日本の施設「素晴らしい」日中滑雪(スキー)連携――。中国吉林省のスキージャンプ選手が長野の夏山で合宿に励んでいる。「スキー訓練隊」の一行が16日、雪をも溶かしそうな熱烈歓迎ムードの中、県庁の山口利幸教育長を表敬訪問した。
訓練隊の受け入れは、アジアでのスキー振興が目的。中国には夏季に練習できるジャンプ台が整備されていないことから、80年から続いている。県スキー連盟は、同省の滑雪協会と友好関係があり、これまでもエアリアル・ウオータージャンプ、スノーボードなどの競技の訓練隊を受け入れてきた。
この日訪れたのは、同省通化市体育運動学校の張桂珍(ちょうけいちん)コーチと06年のトリノ冬季五輪に出場した楊光(ようこう)選手(23)ら11人。7月から飯山市で練習を始め、9月8日から白馬村で合宿を積んでいる。
張コーチが「練習は順調で長野での生活も楽しい。とても感謝している。ぜひ吉林省にも来てほしい」と謝辞を述べると、教育長は「北京五輪での中国の成績に驚きと敬意を感じた。冬季五輪でも活躍できるよう、思い出深い訓練にしてほしい」と激励し、16年の東京五輪招致バッジなどを手渡した。
今年は、スキージャンプ経験者の男子大学生の他、初心者の女子中学生(13〜16歳)を中心に来県。紀敏(きびん)さん(16)は「日本のジャンプ台はけがをしにくくて安全で素晴らしい。訓練で学んだことを生かし、国際舞台で活躍したい」と、合宿での手応えを語った。訓練隊は10月1日に帰国の途に就く。
2008-09-18 08:24








